竹ヶ島海域公園自然再生とは
竹ヶ島海域公園は徳島県と高知県の県境に位置する竹ヶ島の西側の静穏な海域に
サンゴの一種であるエダミドリイシの高被度群集が見られる地区として1972年に
海中公園(海域公園)の指定を受けています。
徳島県が断続的に実施してきた環境調査によりエダミドリイシが激減し、
海域公園としての資質が失われつつあるこ とが明らかになりました。(2003年)
主な原因の一つにとして、過去20年の間に防波堤がいくつも設置されたことによる海水交換の低下が考えられます。
このような状況のもと、平成15年に自然再生に向けた委員会が設置され、様々な調査・検討が行われ、平成17年9月には竹ヶ島海域公園自然再生協議会が設立されました。協議会では、地域住民を中心とした様々な自然再生活動を行っています。
『エダミドリイシが健全な状態で生き続けていける環境』を目標としています。
主な原因の一つにとして、過去20年の間に防波堤がいくつも設置されたことによる海水交換の低下が考えられます。
このような状況のもと、平成15年に自然再生に向けた委員会が設置され、様々な調査・検討が行われ、平成17年9月には竹ヶ島海域公園自然再生協議会が設立されました。協議会では、地域住民を中心とした様々な自然再生活動を行っています。
『エダミドリイシが健全な状態で生き続けていける環境』を目標としています。
サンゴの移植
個人でできる自然再生の取り組み
Clean The Sea!
海の中には生物が沢山住んでいます。
ゴミを海に捨てないで!
今までの取り組み
1972年 | 環境省により竹ヶ島海中公園(現在海域公園)に指定される |
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1977年 | 海藻、エダミドリイシ共に激減、海中公園環境保全調査 |
1981年 | 異常低温が1ヶ月以上続き(9℃)、エダミドリイシ群落がへい死する |
1988年 | 7割以上のサンゴ死滅確認。エダミドリイシ、シコロサンゴ、オオスリバチサンゴ これらの死骸の上に若いカワラサンゴが多数着生、成長していた 移植開始(この年より毎年)、海中公園環境保全調査 |
1994年 | サンゴ生育状況調査 |
2003年 | 竹ヶ島、甲浦湾内のエダミドリイシの優占域が1/10以下に減少 |
2004年 | 町、小学校との共同による移植活動開始(毎年) |
2006年 | 海中公園内のエダミドリイシの優占域が1/30以下に減少、この年より毎年リーフチェックを開始する |
2012年 2月 | マリンジャムでのサンゴの飼育開始、飼育成功 |
2016年 | 講師を招き小学生に授業の一環として、移植等行う |
2017年 8月 | サンゴの産卵撮影成功 |
2019年 7月 | サンゴの産卵見学ツアー催行 |
2021年 9月~ | クラウドファンディングプロジェクト ●【第1弾】サンゴの海を未来へ残したい!竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクト |
2022年 7月~ | クラウドファンディングプロジェクト ●【第2弾】サンゴの海を未来へ残したい!竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクト ●ふるなびクラウドファンディング |
2023年 11月~ | クラウドファンディングプロジェクト ●【第3弾】サンゴの海を未来へ残したい!竹ヶ島海域公園魅力化プロジェクト |